塾長の「俺の独り言」(9)

【「負け」の定義】
「あなたは学校の先生を尊敬しますか?」
この質問に対し、「イエス」と答えた生徒の割合は、どれくらいだと思いますか?正解は、世界平均で70パーセント強。それに対して日本は20数パーセントなんです。子ども達にとって先生とは、「大人」を体現するものに他なりません。つまり言い換えれば、今の子ども達は大人そのものを尊敬していないんです。
「今の子ども達には夢がない」「今の子には元気がない」…そんな大人達の嘆きを最近よく耳にしますが、問題の一端は子どもの側だけでなく、大人の側にもあるのかもしれません。「夢はありますか?」「元日にたてた今年の目標はしっかり実行できていますか?」「約束や期日をきっかり守っていますか?」…そんな問いを子どもから受けた時、どれくらいの大人が「イエス」と即答できるでしょう?恐らく少ないんじゃないでしょうか。
「子は親の鏡」、この「親」は両親だけでなく、触れ合う機会のある全ての大人を指します。学校や塾や習い事の先生も含めて。だから、子どもの素行を嘆く前に、まず大人が自らを省みるべきです。自分ができないことを、子に要求してはいけない。反面教師は結果論であって、はなから狙うもんじゃない。立ち居振る舞いが恥ずかしくない大人でいることで自ずから、何を施さなくてもその背を見た子や生徒をしっかりさせる。ご存じですか、ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドだけらしいですよ。