
【意味のない勉強】
「勉強する」っていえば、机に座り、教材を用意し、問題を解いて、丸付けをする。正解した問題に赤ペンで丸を付け、不正解の問題には正しい答えを書き写す。そして次の問題を解き始める…こんな感じじゃありませんか?でも、これじゃあいけません。学力なんて1ミリも上がってない。ただ、自分の解答に〇×が付いただけだからです。しないといけないことは、間違えた問題への対処。覚えられてなかったのなら覚える。解法を分かってなかったのなら理解する。思い違いをしていたのなら正しいものに訂正する。理由はどうあれ、とにもかくにも不正解を正解に変えるという修正作業を入れないと意味がない。それをすることで初めて、学力が向上し、正解できる問題数がプラスに転じていくのだから。
まぁでもなかなかしませんよね。〇×付けて、次にいっちゃう子ばかり。でも、気持ちは分かります。やり直し、覚え直し、解き直しは面白くも楽しくもない。新しい問題解いて、どれくらい合ってるかドキドキしながら丸付けする方が遥かに楽しいに決まってます。スポーツでも、試合は楽しい。でも肝心のその場面で活躍できるかどうか、点を取れるかどうかを左右するのは、おそらく平生の筋トレや走り込みや素振り。パッとみにはおもろないそんな地道な努力をどんだけ重ねてるかが、きっとここ一番で何よりものを言うんでしょう。勉強も同じですな。
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